流産の確定診断
朝は8時からの受付開始ということで、8時前にK病院に到着。
診断開始の9時から1時間たっても呼ばれる気配はなく
(紹介状も持ってこなかったしね。仕方ないけど…)
死刑宣告を受ける前の嫌な気持ちで散々待たされる心境。
何をしてもあまり集中できないで、ため息ばかりが出る。
そして、診断。
2頭身で18mm程度まで大きく成長した我が子。
でもあるはずの場所に心拍はありませんでした。
子宮内胎児死亡という確定診断が下されました。
今回は予想通り、自然流産は期待できず、
子宮筋腫の上にしっかりと出来ている胎嚢と赤ちゃんなので、手術が必要だと言うことです。来週の水曜日。1週間後です。日帰りで、全身麻酔で、手術自体は5分くらいで終わってしまうもの。
淡々と。
粛々と。
全部、聞いたことのある説明だし、慣れた手順です。
手術のための血液検査、心電図、麻酔科の先生の説明、入退院手続きの説明…
全部終わったのは12時半ごろ。
疲れました。(その後、タクシーで職場に急ぎ、フツーに仕事をしたけどね。)
やっぱり、前回の「胎嚢だけで中は空っぽ」の流産よりも、
一度心拍も見えて、可愛い2頭身まで育った我が子なので、やっぱり悲しいです。
でも4回目は、それらを覆うような謎の心を守る、無にする防御反応が作動しています。
始めから、あまり期待はしないように、喜ぶことは本当に産まれてくれた日までとっておこうと思っていた。でもやっぱり心拍の喜び、自分の中に自分とは違う心臓の鼓動があることは、とても特別な思いになる。そこでやっぱりホッとしたのは真実。
だからこそ、なんか、床に思いっきり叩きつけられちゃった感じ(そのまま床に落とすんじゃなくて、振りかざして思いっきり床に落とされた感じ)もするんだけど、その一方、血も出てあざも出来ているのに「痛くないなぁ~変だな~」と言っているなんか特殊な(異常な)気持ちもあるのです。
そして、やっぱり産んであげられなかった、そしてまだ私のおなかにいる小さい我が子に対して、申し訳ない、ごめんなさいという気持ちがあります。会いたかった。
でも期待しないように、夢を描かないように…そんな思いの私がいけなかったのかな?とか。でも、年末年始だけは穏やかに過ごさせてあげようという心拍は神様のなんだか憐みみたいなものだったのだろうか…
分かりません。
何もかも、一生分からないのです。
なんでこんなことが起きつづけているのか…
でも淡々と、粛々と、さよならをしなくてはいけないのです。