HOPE in GRACE *流産・死産(子宮内胎児死亡)そして妊活の記録*

2016年12月 2度目の流産を15週で経験したときの記録です。そしてその後の妊活記録。

12月20日 父の手術

前回のブログの後、やはり非常に穴の深い所に落ち込んでしまいましたが…

これじゃあ、天国ののぞみちゃんも悲しむよね…と、月曜日には少し復活。

夫と約束していた近所のよみうりランドへ。夜のイルミネーションを楽しみました。

実はその日から父が入院…そして昨日の20日に手術となりました。

健康診断の胃カメラで発見された潰瘍…胃がんのステージ1Aということで、

転移は認められなかったものの、結局は胃を3分の2切除したとのこと…

 

これとそれとは話は違うとは思うけど、

死産後、私は自分の身体の一部が急にどこかにいってしまったような喪失感をしばらく味わっていたのだけど、

胃の3分の2がなくなってしまうのも、なんだか喪失感があるよなぁと

勝手に私も喪失感を味わってしまった…

 

ただ、今回の手術は根治術で、抗がん剤の治療も必要がないということは、

不幸中の幸い。傷も腹腔鏡の手術だったからたった4cmで痛みも少ないみたい。

あとはゆっくり胃の回復を待つという事。

そして今回の入院で、今までかなりのヘビースモーカーだった父は

検査で90歳以上の肺の状態であると指摘され、

もちろん入院なので禁煙状態。

これを機会に禁煙、そして健康的な食事へと変化してほしいものだ。

 

また、今回の胃がんは「ピロリ菌」が原因だったとのこと。

ということは私もかなりの確率でいるんだろうなぁ…と怖くなっています。

そして、少しずつ両親も歳をとっているんだなぁ…と痛感。

 

私達は親から子へ命のバトンをつないでいるわけで、

でも、最近の世の中は本当に色々な家族の形が複雑になってきて、

女性の在り方も変わってきて…

私みたいな存在も昔だったらきっとそんなにいなかったはず。

30過ぎて日本を飛び出すわ、38まで結婚もしない(できない?)わ…

そして39になってようやく妊娠と死産や、親の病気を経験し…

 

今年もあと少し。

2017年は、本当に本当に、

平安な、暖かい光に満ちた1年を家族みんなで迎えられますように。