1月17日。繋留流産による子宮内容物清掃術ということで、日帰り手術を受けました。
手術は午後の予定だったけれど、入院は8時20分ということだった。
夫も休みをずらしてくれたので、1日付き添うことに。
病棟に案内され、入った部屋は希ちゃんを出産した思い出の個室だった。
しばらくすると先生がやってきて
「最後に超音波で見ますか?どちらでも構いません。」
と聞かれた。
少し考えたけれど、結局見ても結果は変わらない…
辛い、申し訳ない気持ちを改めて思い出すのはつらいので、お断りした。
(実は帰ってきてから、もう一度だけ、超音波ごしだけど、会っておきたかったような気持ちもあるのだけど…)
点滴を開始して、手術は正午を予定しているという話だったが、
9時過ぎにもう一度先生が来て、
「手術室が空きました。今すぐ手術ができますが、どうしますか?」と…
正直、この待っている時間がとてもつらいので、すぐの手術をお願いした。
ということで、入院してからあっという間に、あれよあれよという間に手術室へ。
1回目の流産は緊急手術だったから、病棟の分娩室での手術だった。
なので、病院全体の手術室に通されるのは初めてだった。
テレビのドラマで見るよりももっとごちゃごちゃしていて、ものすごい大量の機械があった。そして、落ち着かせる効果?クラシックの音楽が流れていた。
手術台に横たわると、アッというまに色々な機械が付けられて、酸素マスクが付けられて、麻酔医の先生に「痛みを感じなくなる薬を入れますよ」と言われた。
少し咳き込んで胸が押さえつけられるような感じ…
意識は祈りに集中していた…
そこからの記憶は全くない。
気が付くとストレッチャーの上で「手術が終わりましたよ。目が覚めましたか?」と看護師さんに声を掛けられていた。
20分ほどの手術だったとのこと。
病室にはもう10時ごろには戻っていたと思う。
あっという間の出来事だった。
麻酔がなかなか効かなかったそうで、少し予定より多めに麻酔薬を投与されたせいで、
かなりずっとフラフラしていて、点滴ももう2本増量され、とにかく薬を体外に早く出そうということだった。
11時ごろにはもう一度先生のチェックと、膣に詰め込まれたガーゼを取り出して、消毒を受け、「もう9割がたは子宮の中は綺麗になっています。内膜を傷つけないように、1割は残っているけど、少しずつ出血と一緒に出てくるので、もう普通に生活をしていいですよ。」と説明を受けた。
結局、12時の手術予定は、12時にはすでに退院手続開始というスピードで終わった。
お蔭で、帰りには久々に夫とゆっくりランチもできた。
夫も付き添い、そして心配がずっと続いたみたいで、帰宅後は2人で爆睡。
気が付いたらもう7時を回っていました。
たぶん、これから女性ホルモンが妊娠時のときと変化するので、
それに合わせてものすごく落ち込むときが来るのかも。。。
それがすごく怖いのだけど…
そして今も心の奥底には色々な感情があるけれど、
今回は「そう2か月前に戻っただけなんだ」という気持ちもある。
実は半分勝手に夫が応募した私の転職の話が進んでいて、
しかも場所が沖縄という…かなり「いったいどうなる?」状態なので、
落ち込んでいる暇もないのだけど。
(ただ、4回の流産を経て、おもいっきり生活環境を変えてリフレッシュしたい気持ちは私もあるから、がんばっている。現実問題、持ち家であるこのマンションをどうするのか?そんな文化も違うような遠い南の島でどんな新しい生活が待っているのか?夫の転職は??など課題は満載なのだけど…)
ということで、これで私の4回目の妊娠も終わりを迎えました。