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HOPE in GRACE *流産・死産(子宮内胎児死亡)の記録*

2016年12月 2度目の流産を15週で経験したときの記録です。

11月22日 胎児診断へ③

NTの診断までの記録

クリニックを出ると、久々の都心。

そこを私はポタポタと流れる涙と一緒に、夫に手を引かれて歩いていた。

でもお腹が空く…

駅前のロイヤルホストで、久々にあまり塩分を気にせずに食事をした。

(仕事を休み始めてから、とにかく1日6g!の減塩自炊を心がけていたから。ちなみに、ロイホは他のファミレスと違って、塩分量が少ない…さすが、ちゃんと調理しているファミレス。価格も高いけどね。)

バカみたいに大きいチョコレートサンデーも食べた。

住んでいたアメリカが懐かしいなんて言いながら…

食事中はなんだか夫といろいろ話しながら何だか少し笑ったりもした。

でも、トイレに1人で行って、少し大きくなったお腹を鏡で見たら、また何だか泣けてきて、声を上げて泣いてしまった。

 

そして、帰りはとっても混んでいた電車に揺られ(マタニティーマーク特権で、シルバーシートに座らせていただきながら。立っていることはとてもじゃないけどできなかった。)帰宅した。

 

そして、夫と2人で声を上げて泣いた。そして泣き疲れたように寝てしまった。

 

この後の数日間、私はなぜか夕方位になると毎日のように声を上げて泣いていた。

カウンセラーの方の言っていたように私の中には本当に色々な感情が代わる代わるやってきた。怒り、悲しみ、喪失感、、、本当に色々な思い。

 

でも1つ。夫と約束したことがあった。

それは「自分だけを責めないこと」

夫も私も、元々自分を責めて責めて落ち込んで取り留めもなく落ち込んでしまうことが今までにもあったのだけど、その結果何かいいことがあるかと言えば…ほとんどない訳で…

今回の赤ちゃんのことも、自分を責めても何も現状は変わらない。

今は2人で支え合って、前に進まなくてはいけないから、

「自分を責めない(なぜか、責めたらハーゲンダッツをおごるというユルイ決まり付き。)」という話をした。

 

そしてもう1つ、これは出産・火葬を終えて振り返っている今も言えることだけれど、今回のこの1つ1つの出来事を通して、私は本当に夫に心から感謝しているし、愛されていることを日々感じることができた。

 

11月22日。皮肉にも「いい夫婦の日」。

2人にとってはあり得ないほどの悲しみのどん底の日だったけれど、

今日の診断中もいつも私の手を取って支えて励ましてくれた、

また、先生にも私の体に危険がないか?私の命は大丈夫なのか?それをいつも聞いてくれた、

泣いて仕方のない私のことをしっかり見てくれた、そして一緒に泣いて気持ちを受け止めてくれた夫に心からありがとう、出会えて、この人と結婚して本当に良かったと思う「いい夫婦の日」だった。