HOPE in GRACE *流産・死産(子宮内胎児死亡)そして妊活の記録*

2016年12月 2度目の流産を15週で経験したときの記録です。そしてその後の妊活記録。

ダメかなぁ・・・

仕事は超多忙を極めている。

やっぱり復職したらこの忙しさは免れないってわけで…

1日9時間は本当にノンストップで働き続け…息つく暇さえない。

これが教員という仕事の本当に恐ろしい所。

でもこれもあと数週間。4月からは非常勤になるから。

4月の温かさと一緒に少し自分の時間が出来ると思うとちょっとワクワクする。

 

そして、今日少し生理の予兆…体温も大分下がったし、

今回のAIHはダメだったみたい。

落ち込もうと思えばいくらでも落ち込めちゃうけど…

神様の時があると信じて、次回を待つ。

といっても先生からは「AIHで様子を見るのは3回まで。次は早めに体外も考えた方がいい。」と言われているプレッシャーもある。

生理が始まったら電話で診療の予約をして、生理3日目くらいに来てくださいという話だったので、明日電話するかなぁ…

妊活再開

今月の初めに2回目の生理があったので、

先週の月曜日に久々にMクリニックへ。

K病院には今までの死産の経過を書いた書面を書いてもらっていたので、

それをもって受診。非常にドライな先生なので(笑)

というか、まぁこういうことをいちいち感情的に受け止めていちゃやっていけないんだろうし、私もドライな方がなんだか淡々と進めて行けるからいいかなぁ・・・なんて思いながら受診した。

内診の結果、先週の月曜日ではまだ卵巣は大きくなかったから、また土曜日に様子を見ましょうということで、土曜日。

予想以上に卵胞の発達が早かった!ということで、急きょ月曜日にAIHに(人工授精)という運びに。

AIHは、前回もそうだったけど、本当にあっという間。

夫の精子を処理して活性化(?)したものを、出来るだけ排卵している卵巣のほうをめがけて注入。10分ほどそのままの体勢で休んだら、ホルモン(HCG)注射で(筋肉注射だから痛いんだな。。。)終了。

 

とにかくあとは祈るばかり。

のぞみちゃん、ぜひ天国で弟くんか妹ちゃんに「行っておいで!」

って言ってね。って、毎日お花の前で祈っています。

神様、あなたのみこころがなりますように。

母の悲しみ

実は私が死産の経験を通っていた時に、

とても苦しい、悲しい思いを同時に通っていた同僚がいた。

実は彼女の娘さんは私が一番初めに送り出した6年生の1人だった。

そしてその子が癌で闘病していたのだ。

 

「まだ若すぎる。まだ夢がたくさんあって、やりたいこともたくさんあるのに…」と。私も一緒に泣いた。

 

先ほど金曜日からICUに入っていると連絡があった。

私も少し母の悲しみが分かるようになった気がするので、

彼女の苦しみも思いつつ、

でも、私にも担任としての思い出があるから…

自分の教え子が自分がより先に召されるのは絶対にいや。

回復を信じて祈り続けたいと思う。

職場復帰して…

先週の水曜日より、産後6週間を経て職場復帰しました。

何事もなかったようにスムーズに職場に戻ることができたのは感謝。

でも、相変わらずハードな…

というか、待っていました!とばかりに、まぁ次々と…

でも、子どもたちとの時間は楽しいので

色々なことを考えないで1日が過ぎていくのは良かった。

 

そして、学校という特性上、3月が切れ目なので、

校長から早々に呼び出されて来年度の希望を聞かれた。

もちろん、休職前にはちょうど4月から産休→育休の予定だったから、

それが大幅に変わったわけで…

校長からは負担を軽くして残るようにという話だったけれど、

私にはもうフルタイムで残りつつ、妊娠を考えるのは

このストレスフルな職場では無理だと決断していた。

というわけで、今日、退職願を書いた。

明日、提出する予定。

条件によっては週に数回は講師という形で出勤する可能性を残しつつ…

女性って、

やっぱり男性とは違う。

そういう事なんだと思う。

 

でも、気持ちも晴れやか。

あと数か月だと思えば頑張れる。

受け持っている6年生と一緒に私も卒業だ。

楽しい数か月を送りたいと思う。

来月には妊活もスタートだ!

 

書類の件(その後)

先ほどの書類に関して…

1時間ほど待たされて、先生に職場復帰OKの診断書を書いていただきつつ、

アフラックの書類の件を確認。

ん?先生は診断書には明らかに「子宮内胎児死亡」と…

先生に見せると

「事務の方の入力ミス」

とのこと。「子宮内胎児発育不全」は訂正されました。

 

も~。危ない!

これで給付金が変わってくるかもしれないのに。

それにしても、病院、ホント先生は忙しすぎる感じ。

だからと言ってミスは許されないし。

正直、ちょっと同情してしまうんだけど

(同じ「先生」と呼ばれる職業だし)

でもね。

これでK病院も終了…なはずです。

 

こんどの病院の思い出はハッピーなものになりますように。

書類などの謎

K病院。

そこそこに大きい病院。

いろいろめんどくさい。謎が多い。

とにかく診断書関係は処理が遅い。

今回、アフラックとけんぽに提出する書類を退院時にお願いしていたのだけど、3週間後って言ってもなかなか連絡がなく、1月10日の受診で無理やり(?)受け取った。

でも、そのアフラックに提出する書類に「子宮内胎児発育不全」と書いてあった。

私が受け取った書類は「子宮内胎児死亡」と記載してあったのに…

このちがいは何???

アフラックに電話すると、「死亡」の場合は明らかに異常妊娠ととらえるので女性のための疾病特約に合致するからほぼ確実に給付対象だけど、「発育不全」となるとケースバイケースだと…

なんで、この記載の違いが発生したのか?K病院に問い合わせてもなかなか答えにたどり着かない!!!もどかしい…

結局、職場から「6週間で復帰して大丈夫だという書類を書いてもらえ」と言われてしまったので、今から再びK病院へ…(これに関しても昨日電話しても今日の午前まで応答なし。そして電話すると、もう今日は午後に来ても予約がないからダメだ…などなどもうあっちいってこっちいっての融通効かない押し問答が続いた…涙。何とか3時以降にN先生と話せるという事で、行ってきます。)

この違いの謎を解いて、診断書を貰い、ついでに転院書類を受け取ってまいります。

 

産婦人科医が少ないのが原因なのだろうか…はぁ(ため息)

明日から職場復帰

今日で出産後6週間が経過。

なので、明日から職場に復帰する予定。

緊張しているのか、2本連続で職場に関する夢を見た(苦笑)

上手く戻れるのかな…不安はいっぱい。

そして今回の2か月にわたる休みの理由を知っている人にも

知らない人にも会わなくてはいけない。

もしかするとその理由を説明する機会もあるのかもしれない。

否応なしに今回の死産に関してリマインドしなくてはいけない機会がここでまた一気に増えるのかもしれない。

いや、何も聞いてこないにしても、ただ気を使われているだけだし…

そんなことを考えていると気持ちが落ち込んでしまう。

怖くなってしまう。

でも…1歩前に踏み出さなくては。

 

 

1月11日~14日 のぞみちゃんがくれた旅

診断の翌日から、職場復帰の前にリフレッシュで沖縄旅行へ。

こんな時期にこんな風に夫婦2人で休めるチャンスはなかなかないだろうし、

1月は沖縄旅行が安い!ということで、行ってきた。

私は2回目だけど、夫は初めての沖縄。

天気はずっとあまり良くなかったのだけど、

1日目はひめゆりの塔平和祈念公園など南部を廻って平和について考え、

2日目はスノーケリングと美ら海水族館で海の青さと可愛い魚たちに癒されて、

3日目はやちむん(焼き物)を見て回ったり、ドライブでぬちまーす(塩)工場へ行ったり、あぐー豚のしゃぶしゃぶを食べたり、グルメを満喫、

4日目は首里城国際通りで沖縄の歴史に触れた。

 

さぁ、また新しいスタートを切ろう。

 

1月10日 染色体検査の結果など

1月10日。予約通りの1か月後検診へ。

ちょうど出産後1回目の生理もちょろちょろと始まっていた。

今回の受診の主目的は胎盤染色体検査の結果を聞き、この後の方針を話すということだった。

 

そして、染色体検査は判定不能ということだった。

医師の説明によれば、胎盤の炎症が原因で細胞の培養ができなかったということ。

のぞみちゃんの死亡原因は永遠の謎になってしまった。

そして、原因に関してももしかすると胎盤の炎症があり得るという話。

(ホルマリンにつけられてしまった胎盤の所見にも炎症があったということ。)

その炎症は私の何か不注意が原因なのだろうか?

その質問に関しては「それは考えなくて良い」ということだった。

ただ、胎盤の炎症に関しては胎児が死亡してから、取り出すまでに時間が経過したことによるものの可能性もあるということだった。

 

とにかく。

分からないのだ。

 

私の勝手に感じるところを書くと、

胎盤の炎症は後者の取り出すまでの間に発生したものだと思う。

そしてFMCで診断を受けた内容からも、のぞみちゃんには何らかの染色体異常があったのだと思う。

 

でも、問題はこれからどうするかということなのだ…

医師からは、次の生理が来たらまた人工授精から始めること。

2~3回トライしてダメならば体外受精をすすめるということ。

また、妊娠した場合は早期にNIPT(新型出生前診断)を検討することを薦められた。

 

人工授精に関してはこのK病院でも出来る。そして赤ちゃんが出来たら是非こちらで出産まで見させてほしいということも伝えられた。

 

私達は人工授精等は振り出しに戻ってM病院に戻る決断をした。

圧倒的に診療時間に融通が利くし、今回K病院のように大きい病院のデメリットはたくさん見たので…

そして出産に関しては分からない。K病院に戻るかどうか(夫はかなりもう嫌気がさしているのだけど)はM病院の先生と相談して決めようと思う。

いずれにせよ、今度は妊娠高血圧に関して早期に投薬をして管理した方がいいという事なので、早い段階での転院は必須なのだと思う。

 

また、私達の所に赤ちゃんが戻ってきてくれるのか?

本当に全てup to God, up to His hand 神様の御手の中なのだと思う。

ただ、もう一度、やれるだけのことはやっていこう。

これが2人の決断。

 

出産関係の漫画

死産後に気になっていた漫画をこの年末年始に読んでみました。

 

①妊娠17か月!40代で母となる!

私と同じ39歳で子宮内胎児死亡、そして40歳で無事に出産された漫画家さんのお話し。状況が似ているし、読まずにはいられず…

ふんふんと納得するところもあれば、へーと思うところもあり、

とにかく今は私も同じように40歳で母になりたい!と思って、

同じ経験をされている方のお話に希望が見える。

 

②透明なゆりかご

有名な漫画かもしれないけれど、正直ちょっと怖くて手が出せず…

でもネットでしかも楽天ペイで簡単に手に入ることを知り4巻まとめてダウンロードして一気に読んでしまった。

やはり泣いてしまうストーリーもいくつかあり、でも概して考えさせられる良い漫画だなぁという印象。

日本の死亡原因の1位は癌でも、心疾患でもなく…中絶であるという衝撃的な事実。

赤ちゃんを取り上げるために産科の意志になったお医者さんが中絶を毎日行わなくてはいけない…その中で「自分はこの人がつぎにちゃんと赤ちゃんを迎えられるように処置しているんだ」と言い聞かせているというお話し。

そして流産の「流れる」という意味は、赤ちゃんが流れていくという意味ではなく、赤ちゃんが母親の抱えている色々な悪いものを一緒に抱えて流れていってくれるという意味だというお話し。

そして高齢出産や子宮内胎児死亡、流産や不妊治療など…共感できる部分はたくさんあって、つらいところもあったけれど、読んでよかったなぁと思った。